迷い込んだ路地で楽器店を発見するなど大きな収穫があったヴェネチア。
歴史的建造物や観光名所にふれるのも楽しいけれど、やっぱりそこに住む人々のいまの生活にも触れたいと思う僕にとって、この楽器店はとても楽しい発見だった。
イタリアのギター専門店とかにもいつか行ってみたいなあ。
そう、やっぱり僕はいち音楽家なんだなあ。
音楽を通して人にふれあいたいし、音楽をとおして文化を眺めたい。
そして音楽という素晴らしい現象を研究し極めたいと願っている自分を旅先で感じるのだった。
楽器店を後にして逡巡すると急に目の前が開けた。
観光客がごったがえす向こう側に広場が見える。
おお、サンマルコ寺院前の広場に来たらしい!
それにしてもすごい人、人、人!
活気があってすごく楽しくなってしまうが、こういう場所ではスリの被害に気をつけないといけないね。
気を引き締めて荷物を強く握るわたしは小心者か?
観光客の河を抜けて開けた所で写真を一枚。
どうです、この素晴らしい風景。
まだお昼前だからか、カフェは外にならべるだろう椅子を山積みにしている。
これが数十分後にはきれいにならべられて街が動き出す。
なんかドキドキしますね。
この広大な広場が温暖化の影響で水没する時があるなんて想像できないけど、それもまた現実なんだ。
ひょっとすると10年後には常に水没するようになってしまうかもしれない。
なんとかそれを食い止められないか考えるけど、自分の身の回りの無駄をなくし、コツコツやるしかないんだよね。
うん、まずはそれを頑張ってやらなくては。
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