ベリーニ広場からトレビの泉への途中、ローマの生活をする人々を発見。
ちょっとした広場にパラソルを広げ開始される青空市場。
許可をとってるのか自分たちの店の土地なのか仕組みはわからねど、とにかく日本にはない風景。
こんな些細なシーンに自由というかフリーダムというかそういう匂いを感じるととてもうらやましい。
日本での僕の生活の舞台はほとんどが「家」だ。
でもこうして市場で働く人たちは「街」に生きている。
出会いがありふれ合いがあり物語が生まれるストリート。
僕も日本に帰ったらもっと外に出てみようか。
たまには家の外にベンチを出してみるのも楽しいかもしれない。
このほかにも新聞スタンドやBarなどの営業を広場でやっている人たちも見かけた。
イタリアに住む人たちは土地というものに対する感覚が日本人と違うのだろう。
古くからある街を大切にしてそこに住まう。
自分の土地はなく、みんなが祖先からの贈り物をすこしずつ借り受けている。
自分の土地だからと権利を主張したり、勝手なデザインの建物を造ったりしない。
街全体に興味が行き届いて、みんなの宝を守っている。
そんな生活の中から青空市場は生まれ、今もまた文化として根付いているのだろう。
育てるべきは文化、今一度日本の文化の在り方について考えてゆかなくてはいけない。
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