しばしホテルにて仮眠をとる。
坂道ばかりのアッシジ観光はさすがに足にきた。
身体のケアをするためにお風呂に入るが、イタリアのバスタブはみんな浅くて日本人にはつらい。
ほとんど寝るような体勢で入浴し、なんとか筋肉をもみほぐす。
夕食までまだあるので、もう一度アッシジの街に出た。
夜のアッシジも風情がある。
まだ営業してる店舗もいくつかあって、店先のディスプレイが煌煌と光っている。
城壁の下の方に目をやれば町並みの夜景が広がっている。
東京の夜景になれている自分からすれば寂しく暗い夜景かもしれない。
でも美しいと思うには十分な景色だった。
東京とは全く違う時間の流れ、価値観に触れて少しずつ自分の考え方もかわってくる。
なんて忙しく目まぐるしく生活してきたのだろう。
かえったら自分の生き方や仕事を見直さないといけないと思い出す。
緩やかな時間の流れの中で、忍耐強く制作しないと完成しない作品もあるんだ。
教会建築、壁画、モザイク模様の床、城塞の街。
人間の「一生」という時間を超えて制作されたものたちが、もの作りの難しさ素晴らしさを教えてくれる。
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