アッシジの空は狭い。
細い路地に3階建てくらいの古い石造りの建物。
その隙間から空が広がっている。
でもそこは城塞都市、道を抜けた先が城壁の上だったりすると突然大きな青空が広がる。
まるでビックリ箱のような感じ、街歩きが楽しい。
こういう時は迷子になるに限る。
大雑把に行く方向だけ感じながら適当に路地に入ってゆく。
同じところをグルグル回る事もあるけど、それもまた楽し。
予期せぬお店や風景に出会う事ができるかもしれない。
途中アイスクリームを買う。
ピスタチオ味が絶品。旅のベストアイスはこのお店だった。
なめし革商店を発見。
さすが本場イタリア、質感が素晴らしい。
カバン、靴、手袋、ベルトなどを物色してる中に素晴らしい財布を発見。
ここ1年ほどへたってしまった財布を使っていたので迷わず購入。
確か56ユーロくらいだったかな。
この頃にはユーロと円のレートが麻痺してくる。
1ユーロ160円が相場だが、イタリアでの1ユーロの価値は100円くらい。
だんだん麻痺してくるとかえってこの財布も安い買い物に思えてしまう。
いかんとは思いつつも、想い出の品になるだろうと思い購入。
この買い物の為にアッシジまできたのかもしれない。