僕の緊張もとけてきた。
少しずつ英語も調子が出てくる。
Tuck&Pattiさんへの音楽の質問も少しだけさせてもらえることができた。
この旅の間ぼくの頭の中にある一番大事な質問は、どうやって良いアドリブを演奏するかということ。
僕なりに類推しながらWes Montgomeryのアドリブや考え方をまとめてきた。
その問題提起を中心にしつつアドリブの謎についてTuck&Pattiのおふたりがどう思っているのか聞きたかった。
バーでは核心まで聞くことはできなかったが、おふたりともアドリブにおける実験的要素の重要性を常に説いておられた。
その方向性については僕の予想通りだったので、自分のここまでの勉強が間違っていなかったことが分かって嬉しかった。
バーを出て帰途へ。
前回来たときに楽しかったカフェCliff Houseの前もわざわざ車で通ってくださって、清水くんと来たときのエピソードを思い出し語る。
清水くんもこれたら良かったのですが。
ホテルへ到着。
この日はお互いに観光で疲れてしまったので早い時間ですが解散。
そのままベッドへ直行し爆睡。
貴重なサンフランシスコ滞在時間を睡眠で失うのは悔しいけれど、明日のレッスンに備えて体調を整えるのも大事な仕事。
もう10歳、若ければ無理もきいたのでしょうが、さすがに最近は難しくなってきました。