オッタヴィアーノという駅で地下鉄を降りて商店が並ぶ道を歩く。
遠くに高い壁が見えてきた。
その向こうに聖堂らしき建物。
いやー、きてしまいましたヴァチカン。
ローマ法王のお住まい、そして世界一小さな国家。
広場に出たところで待ちきれず写真を一枚。
広場には路面電車も走っていて、空を電線がおおっている。
もっと厳戒態勢の場所かと思っていたので、生活感あふれる情景に気持ちが柔らかくなる。
城壁から中へ通じる門の前にはセキュリティがあったが、碧眼の美少年といった若い衛兵が気持ちよく働いていた。
働いている人までも美しい風景になっている。
この国は「美」を徹底してるなあ。すごいよホント。
おまけにそういう人たちは誇らしげに見えるのだ。
いや、本当に誇りを持って働いているんだろう。
そうだよね、人にとって大事なのは誇りかもしれない。
誇れる仕事に就けるかどうかではなくて、自分が誇りを持てるかどうか。
どんな仕事だって誇りを持って就けばオーラが出てリスペクトされる。
そういうオーラを持った人々が「職人」なんだろうね。
自分の中で「職人」という言葉に新しい定義ができたかもしれない。
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