サンタ・キアーラ教会を後にして坂道を下る。
よく歩いたからさすがに疲れた。
坂道でアッシジについたばかりの観光客の方とすれ違う。
もうほとんど夕暮れ、あと1時間もしないうちに真っ暗だろう。
自分もローマの出発時間が遅かったならそうなっていたかもしれない。
やはり無理して早起きしたのは正解だった。
旅において大事なのは時間の使い方。
事前にしっかり作り込んでおくことが大切だが、現地についてからのひらめきや変更なども大切だ。
夕暮れの道を下りながらホテルへ。
途中カフェに立ち寄るがエスプレッソもケーキもまあまあの味。
トイレへの通路が鏡ばりで不気味だったのをよく覚えている。
ホテルへ到着しテラスでお茶をすることにする。
これも両親への土産話になるだろう。
肌寒い空の下、アッシジを見下ろしながらお茶をする。
眼下の教会から鐘の音が聞こえてきた。
ちょうど夕方の5時。一日の終わりを告げる鐘なんだろう。
3台の鐘が「ド・レ・メ」の音にチューニングされている。
Root、major2nd、minor3rdという密集和声の鐘の音色はまさに荘厳。
不協和音と呼ぶのかもしれないが、みごとなハーモニーで鳴っている。
音楽は不協和音こそが美しい響きを作っている。
何世紀も前につくられた鐘が不協和音のminor9thのコードで鳴っていることに感動。
一日の終わりが最上の瞬間になる音に出会えて、身のうちが震えるほど感動した。
人気の投稿
-
聖フランチェスコ大寺院の見学をすませ、再びアッシジの街へ。 狭い道は車がようやく一方通行で走れるくらい。 昔は車は入って来れない街だったときいていたが、今はアスファルトの舗装もでき、車がたくさん通っている。 地震からの復興作業を行う為に車の乗り入れがはじまったのかも。 ...
-
公設市場ではじめて食べるサータアンダギーで腹を満たしたあとは、器を見る為に焼き物ストリートの方面へ。 おおまかにはガイドブックで確認しておきましたが、地図にはないアップダウンがすごくてすっかり迷子に。 どんどん住宅街のような場所に紛れ込んでしまいましたが、途中からはそれを楽し...
-
連れて行っていただいたのは海岸に突き出した桟橋でした! 遠くを見るとゴールデンゲートブリッジが! 前回清水くんときたときにはこの角度からは見なかったので得した気分! 清水くんも来たかっただろうなあ。 いつかサンフランシスコのライブハウスでAcousphereのライブをやって、Tu...
-
様々なことを発見する事ができた今回の旅。 自分の人生観もまた大きく変化するだろう。 旅に出て新しい価値観に出会う事はとても大事な人生のレッスンだ。 今の自分を作ってるのは過去の旅で受けた鮮烈な思い出によって形成されたイディオムのように思う事が多々ある。 アメリカで感じたポジティブ...
-
モダンアートを中庭で見つけた後、回廊の中へ。 次の作品を見る為に移動をはじめる。 移動中の壁も作品でいっぱい。 そこかしこがアートでどれが作品でどれが調度品なのか見分けがつかない。 天井もフレスコ画だろうか、びっしり絵画が飾られている。 この量、この質、すごい。圧倒さ...
-
公設市場の中の写真です。 小さな店舗がひしめきあって並んでいて まるでタイムスリップした気分です。 東京にはもうなくなってしまったこの景色。 昔は僕が住む荻窪にもこんな感じの商店街がいくつかありました。 でもやっぱり沖縄なんですよね活気のなかにのんびりした空気。 こう...
-
ソーキソバに舌鼓をうったあとは レンタカーを駐車場にあずけて那覇市のアーケードへ。 目的地は国際市場なるマーケット。 沖縄のディープなスポットという事で期待大です。 古いマーケットを通り抜けて向かうのですが、 マーケット通りには古きよき時代の商店街が残っていて お...
-
公設市場の二階は現代でいうところのいわゆるカフェテラスになっていまして、ご飯どころやおやつが食べられる所がいっぱいあります。 カフェテラスというよりも、たくさんの地元のお店が出店してる常設の縁日か、もしくは戦後間もない頃の日本の市場とでもいいましょうか、とにかく人の熱気があふれ...
-
夜のアッシジを散歩を楽しんだ後ホテルへ戻る。 昼間のうちにレストランをいくつか物色しておいたが、やはり小さな街でおまけにオフシーズン観光。 やっているお店が少なかった。 今夜はホテル併設のレストランで食事しよう。 出国前に父親がジオットを訪れたときの話を楽しそうにして...
-
こちらが日本最大の巨大水槽の写真! 噂にたがわぬ巨大な水槽! さすがの施設でした! あまりに巨大すぎて逆に大きいんだか小さいんだかわからなくなるレベルでしたが、 魚がくるくると回遊するわけでもなくのんびりと泳いでいる所を見ると、 必要最小限以上に大きな水槽なんだとわか...
