ローマ半日観光中盤、いよいよフォロ・ロマーノへ。
僕もゆくまで全く知らない場所だったが、HISの添乗員さんのお話によるとフォロ・ロマーノはローマ帝国の政治経済の中心地で、滅亡後に地中に埋もれてしまった都市。
で、今もそこを発掘している最中なんだそうな。
ふーんと思いながら眺めている自分。
今ひとつ感慨がわかない。
だって壊された建物や彫刻がゴロゴロしてる感じで、文化祭前の部室の裏みたいな感じ。
添乗員さんの説明によると、なぜこんなに遺跡が破壊されているかというのは、前時代の建物を壊し、その石や資材を使って新しく建物を建てたからなんだそうな。
で最後の頃には壊すのも大変なんで、壊しかけた神殿の柱をそのまま利用し、後ろにレンガを積んで教会を作ってしまったりしたそうな。
木の文化、木造、新築、遷宮の日本文化では考えられない発想。
うーん、まさに究極のリサイクル。
いいよ、いいよそういう考え方。絶対いいと思う。現実的。
僕はギタリストで、使ってるギターは中古。
1971年製のGibson L-5CES。今年で36年目。
全然現役だし、新品より良い音するんです。
でも今の音楽スタイルにあわせてめっちゃ改造しています。
それはギター屋さんが嫌な顔するくらいに。
過去のビンテージギターと考えれば罰当たりな改造かもしれないけど、それをしたおかげで今も現役で使えるわけで。
イタリアの人たちって遺跡を大事に守りながらも、かたや自分達の物としてわがままに活用しているんですね。
こういう感じ、すごく好きだなあ。いいなあ。いいなあ。
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